1月31日、千葉県にてフェリーチェの皆様が集うイベントが開催されました。コロナ禍以降、久しぶりの再会となりました。
当日は、まざまな楽曲が演奏され、音楽家による演奏も加わり、より一層華やかなひとときとなりました。また、マイペースな2歳児も参加し、和やかな雰囲気の中で楽しい時間を過ごしました。
私自身、音楽の魅力を伝え、生の演奏を通じて感動を共有する仕事をしております。そのため、我が子にも音楽の素晴らしさが伝わればと願っております。しかしながら、現実的な職業選択の観点から考えると、音楽以外の分野を選ぶ聡明な子に育ってほしいという思いもあります(笑)。
ところで、ドラえもんの誕生日は2112年9月3日。今から87年後のことです。
その頃、私はすでにこの世を去っていることでしょう。しかし、我が子は89歳——おそらく、普通に健康で過ごしていれば、89歳の誕生日を迎えることは決して難しくない時代になっているのではないでしょうか。
もしその時代に、我が子が孫から「おじいちゃんはどんな仕事をしていたの?」と尋ねられたとしたら——
「音楽の魅力を伝え、声の魅力を探求してきたんだ」と語るよりも、
「音楽の魅力を伝え、生の声の魅力を人間に教えられるロボットを作ってきたんだよ」と答えられる方が、より魅力的な仕事ではないかと考えてしまいます(笑)。
とはいえ、本音を言えば、どのような道を選ぶにせよ、周りの人と笑顔で過ごせる仕事に就いてほしい・・それが、親として名前にも託した”晴天”への一番の願いです。
私の仕事へのモットーもそれゆえに、あえてのフェリーチェです(笑)