長年、様々な地域での合唱や発声の指導を行ってくる中で、皆で集って歌うという事を行ってきました
合唱なので当たり前!といえば、当たり前ですが
大人になってから合唱を始めると大変な理由を考えてみます。
1.まずは練習場所と練習回数
例えば、学校の合唱部の練習時間は、毎日1時間半~ですが大人になると毎日歌う事は当然難しくなります。また、様々な地域に住みながら同じ練習場所に集まるのも、回数が多いと大変です。同じ地域に住んでいる仲間が、例えば同じ最寄り駅といった地域で、共に合唱をうたう仲間を集めるのはおおよそ不可能
次に大変なのは
2.パート練習や、それぞれの習熟度に合わせた練習時間を確保、
学校の合唱部では、できても、大人の合唱グループでは練習場所と練習回数の都合上難しく、初心者が初心者でなくなるための、訓練的だったり、学習的な内容の時間を確保する事ができません、そのため、ベテランは同じ程度のベテラン同志で歌う合唱グループに所属し、初心者は合唱を始めないという循環が生まれているように思います。
3.趣味で合唱を行うための指導を行う方法
企業の音楽教室だったり、声楽家が教えるという活動は沢山ありますが、音楽大学で声楽を学ぶという事は、つまりドイツリートやイタリア歌曲、そしてオペラを学ぶ事になるのですが、経験0の人が合唱を楽しむために必要な発声技術とは、これらとは少し違いますし、知識として得るべき楽典的要素を指導できたり、そのための時間を作る事は、中々難しい物です。近所で活動する合唱サークルに参加すれば、その活動は、皆でひたすら練習する事に特化している事も多いかと思います。
そんな問題点をぜーーーんぶ解決し、大人になってから合唱を始めても合唱を楽しめるようになる運営を行っているのが、合唱団フェリーチェです♪
そんなメンバーの有志が集まって、合唱祭に出演しました
舞台で歌った事なんて、中学校以来という方でも楽しめる合唱活動というのが、合唱活動の楽しさの原点だと思います。
次回は10月に出演予定です
興味がある方は、ぜひお近くで活動するフェリーチェに参加してみてください
幼稚園や老人ホームのレクリエーションの様であり、中学校の合唱の授業の様であり、音楽大学内の授業の様でもあり、時には聖歌を歌うキリスト教会の中での時間の様でもあったりと・・・長ーく楽しめる活動です
一緒に音楽しましょう