筋肉のバランスを感じよう

声のコントロールの方法として、表情筋や姿勢を維持する筋肉の使い方は重要な要素です。声楽だけではなく、様々なボイストレーニングでも、指導側は注意を払うポイントですが、本当に先生が意図した筋肉の動かし方にならない事が多く、例えば、口角を引き上げるや、目を開けるという意識は勘違いしやすい言葉です。

目を大きく開ける方法一つにしても。ビックリする様な目、襲いかかる直前の様な目、顰めっ面の様な目など、全く違うイメージがあります。

姿勢の保ち方にしても同様です。背中を伸ばすとは、子供の頃から言われる言葉ですが、美しい姿勢にしようと意識した時に、背中を伸ばすというイメージが先行して、何をしても声が良くならない人もいます。

演奏を良くしようと意識する方法や先生からの指摘は、その場ではそうであったけど、いつの間にかやり過ぎている事もあります。

演奏時に正しい姿勢である必要はありますが、正しい姿勢でなければ歌えない発声は何かをやり過ぎていたり、勘違いしています。

時には、体育座りや仰向けになって歌ったり、自転車を思いっきり漕ぎながら声を出す事で、筋肉の使い方のバランスを間違えている事に気がつく事もあるかも知れません。

今日の発見を、未来の癖にしない意識は大切です

癖と技術は紙一重😅

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